なぜ?何が?何のために?塩村都議が衆院選で民進党広島3区から出馬

つ、ついに塩村文夏都議(38)が、民進党の公認を得て広島3区から出馬するのだという。これは吉なのか凶なのか、善なのか悪なのか、前進なのか後退なのか。塩村都議は都議会を1期で離れ国政進出について「女性活躍や動物愛護について都政でやれることはやった。後は国での法改正が必要と思った」と述べたという。

また、広島県福山市出身の被爆2世という観点から「自民1強時代で全てが議論され尽くすことなく決まっている。広島県から平和施策について取り組みたい」と語った。小池知事の改革路線のさなかでの鞍替えについて「女性リーダーとして感銘を受けている。都において議会、行政改革が進んでいると実感したため国政に行ける」と述べたという。



民進党のホームページ 本当に公認されていた

塩村文夏 民進党広島3区



まさかの逆転はあるのか

塩村都議が国政に出ることへの賛否は別として、ここでは“まさかの逆転劇”について考えてみたい。大方の予想は惨敗だと思うが、しかし思い出すのは、現在の塩村都議と、やや境遇が似ている東国原氏(そのまんま東)が、2007年の第17回宮崎県知事選でトップ当選を果たしてしまったのだ。絶対に当選などあり得ないと言われていたのにだ。こーいう現象を一般的に何と言うのだろうか。

マスコミで目立っていた人が広島県内で立候補した例は、2005年の衆院選で広島6区の亀井静香氏に堀江貴文氏(ホリエモン)が挑んだ事がある。開票速報を見ていたが、途中まで接戦を演じていた。当時の報道では、堀江氏は尾道などの市街地で善戦し、無党派層などの票を獲得していったが、亀井氏は終盤でおひざ元である庄原で票を伸ばした。


2005年の衆院選 広島6区
亀井静香 110,979票(41.53%)国民 元建設相
堀江貴文 84,433票(31.60%)無所属 IT社長
佐藤公治 68,365票(25.58%)民主 党県代表


民進党(旧民主党)広島3区には、橋本博明元衆院議員がいたが、飲酒運転で辞職に追い込まれた。橋本元議員についての評判は分からないが、第47回衆院選では、第46回に比べて得票数を伸ばしている。塩村都議がこの橋本元議員を超える人気を持つ人物ならば当選の可能性があると思う。

気になるのが福山での父親の評判だ。たぶん、県外の人からみると、地元広島という事で、広島7区(福山市)も広島3区(安佐南区、安佐北区、北広島町、安芸太田町、安芸高田市)も同じ地元だと思われるかもしれないが、実はこの2つの地域は商圏も地域柄も違うし距離も100キロほど離れていて隣接していないから以外と遠いのだ。当然、この2つの地域を頻繁に往来する人は少ない。つまり、広島3区では塩村都議の親の噂など、選挙戦が始まったらどうでもいい状況になるだろう。

もし塩村都議が橋本元議員の流れを受け継ぎ、さらにマスコミでの認知度が加わると、自民党の河井氏と民進党の塩村氏の一騎打ちとなる。河井克行議員は自民推薦ということから得票数は安定しているが、地元での評判が思わしくないと囁かれている。こんなとき有権者は、”たまには違う人にでも投票してみよう”という心理に陥ることがある。いずれにしても今回の選挙は「パワハラ現職自民総理補佐官Vsセクハラやじ被害都議」という奇妙な対決となり、非常に興味深い選挙になりそうだ。




2017年 衆院選

※河井議員は03年と09年は比例中国ブロックに回って当選したためデータなし



衆院選 広島3区 自民Vs民主
 河井克行(自民)橋本博明(民主)塩村文夏(民進)
96年(第41回)65,928当選  
00年(第42回)65,805当選  
03年(第43回)比例中国ブロックで当選  
05年(第44回)94,017当選59,576  
09年(第45回)比例中国ブロックで当選133,994当選 
12年(第46回)87,993当選51,666  
14年(第47回)85,311当選66,549  
17年(第48回) 


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