外国人技能実習生失踪数が190人

2016年に広島県内で190人の技能実習生が失踪していたことが2月25日、広島県警のまとめで分かった。この10年間では計1200人を超えるという。近年はインターネットで、より高待遇の職場を探し、実習先からいなくなるケースが多いとみられる。

広島県警や法務省によると、県内の技能実習生は16年6月末現在、1万1520人。このうち190人が実習先から姿を消した。ピークの15年に比べ31人少ないものの、この3年間は200人前後で高止まりしている。警察署に届けがないケースも含めると、実態はより多い可能性がある。

国籍別でみると、中国が最多で82人、ベトナム70人、ミャンマー13人、インドネシアとカンボジアがそれぞれ9人。

広島労働局によると、15年、広島県内で実習生を受け入れている事業所への立ち入り調査で、376事業所のうち、74.5%(全国平均71.4%)に当たる280事業所で、安全基準や労働時間などの法令違反があった。この5年間で違反率は減少傾向だが、賃金不払いが依然として目立つという。

県警は失踪の原因として、「働き口に関する情報がネットにあふれ、勧誘するブローカーが介在する可能性もある」とみる。不法残留や不法就労など違法行為につながる恐れがあると警戒する。(中国)

関連記事

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

スポンサーリンク

広告