呉の「グリーンピアせとうち」経営難で給料未払い発生

呉市安浦町の大型保養施設「グリーンピアせとうち」を指定管理する同町の「ゆうとぴあセトウチ」が、経営難に陥っているという。同社の関係者によると、大半の従業員に対して給料の未払いが発生。近年は施設が老朽化し、利用客は減少傾向だった。同社は「資金調達をしながら運営を続け、未払いの解消に努める」とする。

同社の関係者によると、同施設で働く社員やパートたちは約60人。大半の従業員に対し、16年11月から3~4カ月にわたって給料が支払われていないという。ある従業員は「家賃の支払いが滞り、いつ追い出されてもおかしくない状況。未払いが原因で辞めた人もいる」と話す。

フロントや調理場などを兼務し、休憩なしに午前6時~午後10時ごろまで働く従業員もいる。別の従業員も「貯金を切り崩しながら生活をしていたが底を突いた。労働条件は厳しい」と明かす。

関係者によると、累積赤字は2億円を超える。従業員への給料の未払いは計約1400万円に上る。給料以外に電気代などの未払いもあるという。

同社は2005年10月以降、指定管理者として施設を運営。同社は市を相手取り、過大に支払ったとする水道料金の返還などを求めて訴訟を起こしている。

伊藤健士社長は「給料の支払いが一部遅れているのは事実」と認めた上で、「市が水道料金の過払いの精算を早急にしていれば、未払いは発生しなかった。3月以降も団体客などの予約があり、運営を続け混乱を避けたい」と主張する。

市と同社の指定管理契約は18年3月まで。給料未払いを把握する市は、適切に従業員に説明、対応するよう繰り返し指導してきた。市産業部の種村隆部長は「今後について事業者と協議を重ねていく」と話している。(中国)


呉市がリニューアル工事しなかったため損害が出たと市を提訴

呉市が施設のリニューアル工事をしなかったために修繕費の支出を余儀なくされたなどとして、呉市安浦町の大型保養施設「グリーンピアせとうち」を指定管理する同町の「ゆうとぴあセトウチ」が、市に約5億800万円の支払いを求めて広島地裁呉支部に提訴した。訴状などによると、同社はこれまで払った固定負担金を積み立ててリニューアル工事をする義務が市にあったと指摘。「市は工事を行うべき義務を負っているにもかかわらず、指定管理契約を締結して以来、一度も行わなかった」と主張する。市が工事をしていれば支出する必要がなかった修繕費や固定負担金の支払いを求めている。(中国)






グリーンピアせとうち


グリーンピア せとうち


昔の「グリーンピアせとうち」(グリーンピア安浦)
グリーンピア安浦

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