熊野町の飲酒ひき逃げ 男に懲役7年の判決

16年4月、熊野町で70歳の男性が飲酒運転の車にひき逃げされ死亡した事件で、危険運転致死などの罪に問われた男に広島地方裁判所は「飲酒の影響で正常な運転が困難な状態だったとは認められない」として、より刑の重い危険運転の罪は認めず、飲酒運転の発覚を免れようとした発覚免脱の罪を適用し、懲役7年の判決を言い渡した。

熊野町の無職、馬上依之被告(41)は16年4月、酒を飲んで車を運転し70歳の男性をはねて死亡させ、そのまま逃げたとして危険運転致死とひき逃げの罪に問われていた。裁判で検察は懲役10年を求刑するとともに危険運転の罪が適用されない場合に備えて飲酒運転の発覚を免れようとした発覚免脱の罪を追加し、懲役8年が相当だと指摘していた。

判決で広島地方裁判所の丹羽芳徳裁判長は「日頃から飲酒運転を繰り返し、事故当日も居酒屋で焼酎の水割りを少なくとも5杯飲み、眠気を催しながら車を運転した」と指摘した。

一方で、「前方や左右を注視せず、進路の安全を確認しなかった過失は明らかだが、飲酒の影響で正常な運転が困難な状態だったとは認められない」として、より刑の重い危険運転の罪は認めなかった。その上で、「事故から4日目に警察に出頭するまでの間、飲酒の影響についての捜査を妨げるなど単なる過失とは異なり、刑事責任は重い」として発覚免脱の罪を適用し、懲役7年を言い渡した。(NHK広島)

熊野町で死亡ひき逃げ事件

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