中国地方初の株式会社高校「師友塾高校」が9年で廃校

今年3月での廃校を申請した、尾道市にある株式会社設立の広域通信制高校「師友塾高等学校」で、生徒と保護者を対象に転学先などについての説明会が開かれた。尾道市の「師友塾高等学校」は9年前、国の「教育特区」の制度のもと中国地方で初めて株式会社が運営する広域通信制高校として開校し、不登校になった生徒や中途退学した生徒を受け入れてきた。

しかし先月、運営会社が生徒の減少による経営難を理由に今年3月末で廃校にする申請書を市に提出した。1月29日は1、2年生の生徒と保護者を対象に説明会が開かれ、高校と市によると、およそ60人が参加し、学校側は受け入れに前向きな意向を示している福山市や岡山県などの通信制高校7校を転学先の候補として紹介したという。

保護者や生徒からは「ほかにも選択肢を教えてほしい」とか「説明がもっと早ければ考える時間があった」などといった意見が出されたということで、学校側は今後、個別の相談にも応じるとしている。1年生の息子が在籍している52歳の父親は「転学の際の入学費など詳しいことは説明がなかった。子どものことを第1に、家族で話し合って今後の進路を決めたい」と話していた。

師友塾高等学校の冨田平太郎校長は「廃校となり残念だが、3月までの活動を精いっぱい行うとともに生徒の希望に合わせて転学先の確保に努めたい」と話していた。(NHK広島)




師友塾高等学校
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