全国ツアー中止で佐村河内氏に5700万円の賠償命令

「全ろうの作曲家」として活動した佐村河内守氏(53)の楽曲をゴーストライターが作曲した問題を巡り、企画した全国ツアーが中止に追い込まれたとして、大阪市の音楽興行会社が佐村河内氏に約6100万円の賠償を求めた訴訟の判決が12月15日、大阪地裁であった。高松宏之裁判長は「全ろうでない事情を伝えず、企画に積極的に関与した」と述べ、約5700万円の支払いを命じた。

判決によると、原告のサモンプロモーションは2013~14年、「交響曲第1番 HIROSHIMA」などが異例の売り上げを記録したことを受け、佐村河内氏の全国ツアーを企画した。しかし14年2月、作曲家の新垣隆氏(46)が楽曲を代作したことが判明し、残る14公演を取りやめた。

判決はまず、具体的に楽曲を創作したのは新垣氏で、佐村河内氏は全ろう状態ではなかったと認めた。こうした事実が公になれば大きな損害を予想できるのに「会社側に公演数の増加などを強く要求して企画に積極的に関与した」と指摘。佐村河内氏の不法行為を認定した。

一方、訴訟では佐村河内氏も会社側に開催した公演での楽曲使用料を求めた。判決は一部を認め、会社側に約410万円を賠償するよう命じた。(毎日)
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