閉鎖された富士山登山道登った広島・山口人2人が滑落事故で死亡

11月20日午前10時ごろ、富士山の9合目付近で、登山中の山口県光市在住で広島県内の大学に通う末本伊武樹さん(18)から「滑落して足を骨折した」と110番通報があった。

警察によると、滑落したのは末本さんと、一緒に登山をしていた広島市の渡辺勝俊さん(64)の2人で、このうち末本さんは午後4時半ごろ、7合目付近で警察の山岳遭難救助隊に意識のない状態で救助されたが、夜遅く死亡が確認された。末本さんは110番通報したあと再び滑落したとみられている。

もう1人の渡辺さんの行方は分かっておらず、警察は21日午前6時半から山岳遭難救助隊などの捜索を再開した。警察によると、2人は広島市の20代から60代のほかの登山仲間の男性4人と一緒に、きのう山梨県側から登山を始め、ほかの4人は自力で下山しているという。(NHK広島)


同署によると、2人は広島、山口両県から来た6人グループのメンバーで、ほかの4人は自力で下山したという。一行は同日午前6時ごろ、山梨県の富士吉田口6合目から山頂を目指して登り始めたとみられる。現場付近は積雪していたという。富士山山頂への4つの登山道は9月10日に閉鎖された。(毎日)


富士山滑落 広島の男性も死亡

11月21日の警察の捜索で心肺停止の状態で倒れているのが見つかった男性もその後死亡し、行方不明になっていた広島市の65歳の男性と確認された。20日午前10時ごろ、富士山の須走ルートの9合目付近で、登山していた男性2人が相次いで滑落した。警察によると、滑落したのは、山口県光市の大学生末本伊武樹さん(18)と、広島市佐伯区の渡邉勝俊さん(65)で、このうち末本さんは、20日7合目付近の登山道からはずれた場所で意識不明の状態で発見され、その後、死亡した。

また、行方不明になっていた渡邉さんの捜索を進めたところ21日午前8時10分ごろ、山梨県側の7合目にある公衆トイレの南東にある沢で、男性が心肺停止の状態で倒れているのがみつかり、その後、死亡した。警察が確認を進めた結果、男性は渡邉さんと確認された。2人は広島市のほかの登山仲間4人と一緒に20日午前6時ごろ、山梨県の吉田口登山道の6合目から登山を始めたということで、滑落したとみられる9合目付近は雪が積もっていた。警察は滑落した原因を調べている。(NHK広島)



2人が滑落した富士山須走ルート9合目付近(中央右付近) 左下の建物は富士山山頂

富士山滑落事故 9合目付近



富士山滑落死、一気に900m下 アイスバーン状態

須走口9合目付近で男性2人が滑落して死亡した事故で、雪の凍った斜面から標高差約900メートルを一気に滑り落ちたとみられ、捜索に当たった県警は危険性を認識してほしいと注意を呼びかける。地元自治体からは積雪期などの登山の規制を求める声が上がっている。

山梨県警富士吉田署によると、亡くなったのは山口県光市の大学生(18)と広島市の男性(65)。大学生は山岳部員で、男性は日本山岳会広島支部所属で登山歴約40年という。支部が同行者を募ったところ、大学生らが応じて計6人のパーティーだった。入山届けは支部に提出されていたが、山梨県警には出されていなかった。

2日間にわたる捜索は、静岡・山梨両県警の山岳救助隊員延べ約50人が当たった。20日午後と21日午前、2人は滑落地点から標高900メートル下の斜面で相次いで見つかった。斜面の距離では約2キロという。65歳の男性は衣服が破れ、身につけていたはずのヘルメットやピッケルはなかった。滑落中に飛ばされたらしい。

富士吉田署の井上久副署長は「一気に下まで滑落したと思う。9合目付近の斜面は雪が堅く凍結したアイスバーン状態で、スケートリンクのような感じ。一度スリップしたら止めるのは不可能だ」と話す。(朝日)


富士山滑落事故 広島グループ


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