広島のマンションで飛び降り自殺!「不動産の価値が下がった」家主が遺族側に損害賠償

屋上から1階エントランスの屋根に飛び降り自殺されて建物の不動産としての価値が下がったとして、広島県内の賃貸マンションの所有者が入居者の遺族に約1500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が11月4日、広島地裁であった。遺族側は請求の棄却を求めた。

マンションの共用部分が自殺現場となったケースで、他の入居者たちに与える心理的な瑕疵や賠償責任の有無が裁判で争われるのは全国でも珍しいという。

訴えなどによると、入居していた成人女性が16年、マンションの屋上から飛び降り自殺し、1階エントランスの屋根で遺体で発見された。原告側は「自殺による死亡事故があった建物は(入居者たちに)嫌悪され、心理的な要因で建物の価値が下がった」と主張。不動産鑑定士の鑑定を基に建物の価値が1400万円下がったとする。事故後に5件の退去があり、うち4件は今も空室という。

一方、遺族は「入居者に与える自死による心理的な嫌悪感はあいまい。事故後、家賃を下げているわけでもなく、建物全体への損失を前提にした請求額の積算には根拠がない」と反論している。(中国)

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