日新製鋼の社員らが架空発注で8600万円着服

鉄鋼メーカー「日新製鋼」の呉製鉄所と子会社の社員あわせて4人が、取引先の業者と共謀して工事の架空発注を繰り返し、およそ8600万円を着服していたという。日新製鋼によると、不正を繰り返していたのは、呉製鉄所と子会社の「日新工機」で製鉄所内の設備保全を担当していた社員あわせて4人と、県内にある取引先の2つの設備工事業者。

会社側の調査によると、4人は平成24年2月から26年11月にかけて、呉製鉄所の補修設備工事について実際には作業を行っていないにもかかわらず、業者と共謀して工事の架空発注を数百回にわたって繰り返し、およそ8600円を着服していたという。

いずれも上司の決裁を必要としない数万円から数10万円の工事だったということで、27年2月に子会社に寄せられた内部通報で不正が発覚し、調査に対し4人は不正を認めているという。

日新製鋼は10月4日、4人と取引先の業者に対して損害賠償を求める訴えを起こすとともに今後、刑事告訴についても検討するとしている。

日新製鋼は、「関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけすることになり、深くおわび申し上げます。コンプライアンスの強化に一層努めます」とコメントしている。(NHK広島)



日新製鋼
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