消毒剤の使い方を間違えたのは福山市の責任

大雨で床下浸水したあとに、福山市から配られた消毒剤の使い方を誤り、呼吸器などの病気になったのは、市の職員が用法などの説明義務を怠ったためだとして飲食店の店主が市に損害賠償を求めた裁判で、広島地方裁判所福山支部は9月7日、原告の訴えを一部認め、福山市に50万円余りの支払いを命じる判決を言い渡した。

この裁判は、平成20年8月の大雨で、床下浸水の被害を受けた福山市の飲食店の店主が、市の職員から配布された消毒剤の使い方を誤って、気管支炎や皮膚炎を発症し、健康被害は配布した際に市の職員が用法や用量などについての説明義務を怠ったことが原因だとして、およそ1000万円の損害賠償を求めているもの。

7日の判決で、広島地方裁判所福山支部の古賀輝郎裁判官は「市の職員が薬剤の危険性や、屋内で使用する際に特に換気が重要なことを説明する義務を怠った」などとして市の責任を認め、損害賠償として50万円余りを支払うよう命じる判決を言い渡した。判決を受けて福山市の枝広直幹市長は「市の主張が一部認められず、遺憾だ。今後、判決内容を精査し、対応を検討する」とするコメントを出した。(NHK広島)

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