8.6広島平和ミーティングで櫻井よしこ氏が憲法改正を訴える

中国の軍事力膨張と米国の衰退、国際テロの多発、核兵器の拡散といった厳しい世界情勢を背景に、日本の平和について考える「8.6広島平和ミーティング」が8月6日夜、広島市中区のホテルで開かれ、ジャーナリストの櫻井よしこ氏、憲法学者の百地章・日本大学教授が講演、ともに憲法改正の必要性を訴えた。沖縄出身のジャーナリスト、兼次映利加氏は沖縄の反基地運動を批判した。ミーティングは日本会議の主催で毎年、「原爆の日」に開いている。


櫻井氏は「世界漂流、日本の針路は? ~反核平和の無力、広島は現実平和に舵を切れ!~」をテーマに話した。5月の米国オバマ大統領の広島訪問について、「プラハ演説で核なき世界を目指す信念を示し、ノーベル平和賞をもらったオバマ氏は、広島で自分の信念の仕上げをした。でも、問題は何も解決していない」と指摘。「一方でオバマ氏は核兵器の性能を高め、核の力を担保するため、30年間で1兆ドルを出す。達成するためには、達成する力を持たなければいけない。オバマ大統領は広島でそれを教えてくれているのだ」と述べた。


櫻井氏は中国の南シナ海や東シナ海への膨張、ロシアによるクリミア半島併合、中東のイスラム国伸張とテロ多発、北朝鮮の核開発、弾道ミサイル発射といった「国際社会に充満している不穏な空気」の原因として、世界の警察だった米国が各地から軍を引き揚げたことに起因するとの見方を示し、「国際法を守る陣営と、守らない国々との戦いになっている」と強調。国家が永続するためには、経済力と軍事力が車の両輪であることを指摘したうえで、日本は同じ価値観を持つ国々と連携する必要があると力説した。


「アジアで日本に対する期待と責任を求める声は大きい。米国を中心的役割を果たすよう励まし、ヨーロッパの国々も巻き込む。みんなで立ち向かう。価値観、経済力、軍事力の三層の国際的枠組みを日本がリードしなければいけないと思う」と述べた。「そのために、本当に憲法を改正しなければならない。アジアを守り世界に貢献するために力を合わせましょう」と会場に呼びかけた。(産経)



8.6広島平和ミーティング

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