長女の頭蓋骨を折っても無罪判決

生後4カ月の長女の頭の骨を折るなどの大けがを負わせたとして、傷害などの罪に問われた25歳の父親に対し広島地方裁判所は「子どものけがの原因を特定できる証拠がない」などと指摘して無罪を言い渡した。一方で、窃盗の罪については懲役1年2カ月を言い渡した。

広島市中区の栗栖恵太被告(25)は一昨年11月、当時、生後4カ月の長女に暴行を加えて頭の骨を折るなどの全治およそ1カ月の大けがを負わせたなどとして傷害などの罪に問われた。これまでの裁判で栗栖被告は「長女を抱いていて落とした以外に考えられず殴ってはいない」などと主張していた。8月5日の判決で広島地方裁判所の小川賢司裁判官は「子どものけがの原因を特定できる証拠がなく殴って負傷させたと証明されたとはいえない」などと指摘して傷害の罪について無罪を言い渡した。

一方、別の事件で有罪判決を受け執行猶予の期間中だった去年10月、広島市南区のスーパーマーケットで食料品を盗んだ窃盗の罪については懲役1年2カ月を言い渡した。広島地方検察庁の中山一郎公判部長は「判決内容を十分に検討した上、上級庁とも協議して適切に対応したい」とコメントしている。(NHK広島)
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