「参院選」自民、民進選挙チラシの政策はほとんど関係ない内容

2016年7月10日に投開票が行われる参院選について、与野党の政策のようなものが書かれたチラシが迷い込んできた。政権与党である自民党はアベノミクスが成功してさらに拡大させていくと書き、最大野党の民進党は、アベノミクスは失敗していると書き立てている。


多くの国民はアベノミクスの恩恵を受けていないと考え、自民党に対抗する民進党は批判中心。どちらも言い分があり、それなりに理解できる部分もあるが、実は本質はそこにはない。


一般的に民間企業というのはピラミッド構造だ。役職が上がるにつれて対象者は少なくなる。会社の中での売り上げ競争や生き残り競争から脱落したり、人間関係や体調不良で転職するハメになり、その結果、転職先の中小零細企業で冷や飯を食わざるを得ない人は多いはずだ。そしてその傾向は中年期以降に多い。するともうまともな給料を取れるような転職先は無いから、仮に仕事に有り付けたとしても相当な低賃金になってしまう。


この現象を社会構造に問題があると言っても直しようがない。公務員が安泰職業と言うなら試験に受かるべく競争をしなければならない。選挙もしかりで結局のところ「競争」だ。競争に勝てる者だけがこの世で生きていけるのだ。

アベノミクスもTPPも安保法案も何にも関係ないのだ。



【自民党】

・国民総所得36兆円増加
・就業者数110万人増加(2012年6270万人→2015年6376万人)
・有効求人倍率24年ぶり高水準(2012年12月0.83倍→2016年4月1.34倍)
・若者の就職率過去最高(大学生97.3%、高校生97.7%)
・給与3年連続で2%水準の賃上げ
・企業収益過去最高70.8兆円(2015年) 大企業のみならず中小企業も過去最高
・税収21兆円増加(2012年78.7兆円→2016年度見込み99.5兆円)
・企業倒産件数25年ぶりの低水準
・外国人旅行者数過去最約2000万人(訪日外国人による消費額は過去最高、約3.5兆円)


さあ、一億総活躍社会へ!


自民党チラシ1

自民党チラシ2




【民進党】


・アベノミクスでもうかったのは、一部の大企業と富裕層だけ。
企業の内部留保は旧民主党政権(2010年)と比べ約21%増えているのもかかわらず、給与の価値を示す実質賃金は下がり続けている。
実質賃金指数 2010年(100)→2015年(94.6)

・アベノミクスで消費は落ち込み、景気は良くなっていない。
GDPの6割を占める個人消費が、2年連続マイナスとなった。家計消費支出は落ち込み、このままアベノミクスが進めば家計はもっと苦しくなる。
家計消費支出 2010年(100)→2015年(92.4)

・アベノミクスで非正規雇用が増え、雇用が不安定化している。
安倍政権は盛んに有効求人倍率が上がった、110万人の雇用を創出したと発信しているが、その実態は非正規雇用の拡大。非正規雇用の割合は雇用全体の4を超えている。
非正規雇用比率1994年(22.8%)→2014年(40.5%)


今、必要なのは、アベノミクスの見直し。

暮らしを豊かにする経済へ。



民進党チラシ1

民進党チラシ2
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