広島県信用組合元支店長詐欺事件に有罪判決

顧客の会社に無断で融資を申し込み、現金985万円あまりをだまし取った罪に問われた広島県信用組合の元支店長に対し、広島地方裁判所は「支店長の立場を悪用し勤務先や取引先からの信頼を裏切る悪質な犯行だ」などとして執行猶予の付いた有罪判決を言い渡した。

広島県信用組合の元支店長、亀田高博被告(54)は4年前、顧客の会社に無断で融資を申し込み現金985万円あまりをだまし取ったとして電子計算機使用詐欺の罪に問われた。これまでの裁判で被告側は起訴内容を認め、執行猶予の付いた判決を求めたのに対し、検察は懲役3年を求刑していた。

6月29日の判決で、広島地方裁判所の小川賢司裁判官は「支店長の立場を悪用し、顧客への融資に見せかけ不正に利益を得るなどみずからの勤務先や取引先からの信頼を裏切る悪質な犯行だ。犯行の経緯や動機にも酌むべきものはなく厳しい非難を免れない」と指摘した。

一方で「信用組合の役員らから寛大な処分を願う旨の嘆願書が提出されていることや本人も事実関係を素直に認めて深く反省している」などとして亀田被告に懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。(NHK広島)


広島県信用組合の元支店長が2000万円詐欺容疑で逮捕

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