中国山地西部にツキノワグマが870頭生息

広島市からアユ釣りのため、島根県浜田市の八戸川を訪れ、河川敷で釣りの仕掛けを準備するためかがんでいたところ、突然山側からクマが現れ、川を横切って正面から襲われた。中国山地西部はツキノワグマの生息地だという。

現場は広島県境から5キロほどの山間部で浜田市では、今年5月23日以降、クマの目撃情報が急増し、市街地付近でも出没が相次いだため、市職員らがパトロールするとともに、市街地の6カ所にわなを仕掛けて警戒に当たったという。

その後の同月28日、道の駅・ゆうひパーク浜田展望台付近に仕掛けていたわなに1頭がかかり捕獲した。いったんは目撃が途絶えていたが、今月13日以降再び情報が寄せられるようになっていた。

この日開かれた連絡会議では、襲ったクマを捕獲するため現地にわなを設置することを決めた。また、警察や地元の猟友会などで朝夕のパトロールを強化し、住民らの安全確保に当たることにした。

県鳥獣対策室によると、中国山地西部にはツキノワグマが推計で870頭程度生息しているとみられる。例年、冬眠明けの春先以降活動が活発になるため、県広報や各メディアなどを通じて、クマに対する注意を呼びかけているが、「今シーズンは、浜田市周辺だけ突出して出没が増えている理由が分からない」と同室担当者。被害に遭わないよう、注意喚起をさらに強めることにしている。 

山陰地方では、鳥取県内でもクマの出没が相次ぎ、5月21日に若桜町で50代の男性がクマに襲われ、右手の指2本を骨折するなどのけがをした。また、今月12日には、鳥取市の中心部に近い本陣山登山道付近でクマ2頭が目撃され、市が注意を呼びかけている。(産経)
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