もうひとつの差別トランプ

「トランプ」と言えば「差別トランプ」を思い出す。現在、米大統領選で共和党の指名獲得を確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏(69)の事ではなく、学校内で問題となった「差別トランプ」という遊びだ。詳しくは知らないが、ある書籍からその事実を知った。


ドナルド・トランプ氏についてはオバマ大統領の広島訪問に関連し、ツイッターに「大統領は日本にいる間に真珠湾奇襲について議論したのか。何千人もの米国人の命が失われた」と投稿したという。トランプ氏は5月27日の演説で、原爆投下について謝罪しない限り、広島訪問は問題ないとの立場を示していたが、米国内の世論向けに批判的に発信したようだ。


では本題の「差別トランプ事件」について少しだけ色づけして引用してみたい。

19××年、生徒たちが差別用語を用いてトランプ遊びをしていた。教師はこの対応に追われていた。これは学校の教師・生徒が人権感覚に薄いことの表れだ。体育祭の練習では上級生の体罰的な指導を容認するなどの"ゆがみ"があった。

差別トランプ以降、何度か差別事件が起こった。原因は教師からの不適切な言動から生徒が誤って発言していた。また、差別をなくすための行動を起こせば、さらに新たな問題を生じるという悪循環が生じた。

学校では同和教育の推進を教育目標に掲げていたが、教職員の認識はバラバラだった。

19××年、生徒の中で特定の生徒を対象にいじめがあった。明らかに部落差別を根底としたものだった。教職員の意識の不徹底により、新たな問題が生じ、解決の糸口が見えなかった。

その一方で、連夜の研修や会議に疲弊した教師の一部は無力感が広がり、問題解決の姿勢を巡って互いに非難するようになった。


19××年、君が代を歌うことに反対したチラシが生徒によって配られ、卒業式・入学式のあり方を見直すことになった。

19××年から君が代斉唱は中止となった。順位をつけない「徒競争」も周辺の公立学校で行われ、リレー競争も問題視された。また、進学校へ進学させる指導も差別であるという意見が強まった。

広島県内の高等学校全体においても進学指導を堂々と言えないという状況であった。

19××年、学校で何が起こっているのか、というビラが配布された。

「砂の女」不適切な出題

19××年、「橋のない川」という映画上映後、2度の差別発言事件が起こった。



以上、このような学校教育現場はもう無いと思うが、今の時代に考えてみると、まるでどこかの国のようだ。それでも当時の生徒たちは大人になり、家庭を持ったのだろう。彼らの高校時代の良き思い出など何ひとつ無いのだろう。

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