施設入所後に容体急変で男性死亡 賠償請求棄却

広島市安佐南区の障害者支援施設に入所していた男性(当時38)が急性心筋梗塞で死亡したのは、施設が体調を崩していた男性の容体が急変しないように見守る義務を怠ったのが原因だとして、西区の両親が施設を運営する社会福祉法人に1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が5月20日広島地裁であった。

小西洋裁判官は原告の請求を棄却した。小西裁判官は、男性が亡くなるまでの医師の診断や既往歴などを踏まえ、被告側に心筋梗塞の予見可能性が認められないと指摘。「母親も男性の心筋梗塞を何ら予見しておらず、被告に対応を求めていないことが認められる」と判断した。

判決によると、男性は2014年3月3日に入所。同月中旬から発熱などの体調不良が続き、同24日に急性心筋梗塞で亡くなった。

母親(74)は「被告の主張ばかりを採用した判決で納得できない。安全に配慮する義務が被告側にあったと思っている」と話し、控訴する意向を示した。(中国)
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