【2015年度】広島県内の教師による「わいせつ・セクハラ事案」不祥事列伝

広島県内で教職員による「わいせつ・セクハラ」などの不祥事が後を絶たないという。広島県教委が2015年度に懲戒処分した18人のうち、「わいせつ・セクハラ」関連は6人と理由別で最多。県教委による研修などの防止策は効果を上げていないという。

5月10日、県立校の教頭逮捕の直後にあった県議会少子化・人材育成対策特別委員会では「処分が甘いのではないか」「しっかりとした教職員の人材育成をする必要がある」と、委員から厳しい指摘が出たという。

県教委は09年度、不祥事根絶のため外部委員による専門家会議を設置。提言を受け、加害者と被害者を参加者が演じる「体験型」の研修などを導入した。しかし、わいせつ・セクハラ行為で懲戒処分した教職員は12年度5人、13年度7人、14年度4人、15年度6人、と減っていない。

懲戒処分を受けた教職員は「自分は不祥事は起こさないと思って研修に参加していた」などと話すケースが多いという。同課は「どうすれば『自分ごと』として受け止めてもらえるか」と頭を悩ませる。下崎教育長は、教職員の「わいせつ・セクハラ」事案が続くことを「教育への信頼を損なう事態だ」と陳謝した。(中国)



広島県内で2015年度以降に「わいせつ・セクハラ」事案で懲戒処分になるなどした事例(年齢は当時)
処分日事案の概要処分対象処分内容
2015年8月17日勤務校の女子生徒に、校内や自家用車内でわいせつ・セクハラ行為を繰り返した県立高教諭(33)懲戒免職
2015年10月9日中学女子生徒に2万円を渡す約束をし、ホテルでいかがわしい行為をするなどした。児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)罪などで罰金刑が確定公立中教諭(28)懲戒免職
2015年12月22日顧問を務める運動部の女子部員5人に、膝の上に座らせるなどのセクハラ行為を繰り返した県立高教諭(41)停職6カ月
2016年2月12日勤務校の女子生徒に自宅でわいせつ行為を繰り返した県立高教諭(30)懲戒免職
2016年3月14日同僚の女性臨時教諭に、カラオケ店を訪れた際に無理やり抱きつくなどのセクハラ行為をした公立小教諭(48)減給10分の1(1カ月)
2016年3月14日同僚の女性教諭をドライブに誘い、社内で不信感を与える言動をするなどのセクハラ行為をした県立高教諭(58)戒告
2016年5月1日
(逮捕日)
元交際相手の女性方に押しかけたなどとして、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕県立学校臨時教諭(29)未定
2016年5月10日(逮捕日)高校女子生徒に、ホテルでいかがわしい行為をさせたとして、児童福祉法違反(淫行させる行為)の疑いで逮捕。本人は否認県立高教頭(51)未定



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