G7開催で広島市内が厳戒態勢マヒ状態

広島市で4月10、11日の両日に開かれる主要7カ国(G7)外相会合により、市内は厳戒態勢が敷かれている。県外からの応援も含めて総勢4300人に上るという。広島市では、要人が多数参列する8月6日の平和記念式典など警備経験豊富な広島県警だが、世界各地でテロが相次ぐなかで「過去最大規模」(幹部)の態勢をとっている。7日には、政府も先月成立した小型無人機「ドローン」の規制法に基づき、期間限定で特定区域の飛行を禁じる規定を初めて適用した。
 

ホテルは市南部の島にあって海に囲まれ、警備しやすいとされる。ただ、テロ対策に詳しい河本志朗・日本大教授は、2000年の九州・沖縄サミットで環境保護団体がゴムボートで立ち入り禁止区域の海岸に上陸したと指摘。「海には道がないという難しさがあり、警察と海保の連携が鍵だ」と話す。

県警も昨年12月に第6管区海上保安本部と合同で訓練を実施した。巡視艇などに乗り込んだ警官と海上保安官が無線で連絡し合い、互いの動きを確認しながら不審船に備えた。

河本教授が「爆発物などを積んで飛ばすことも考えられる」と指摘するドローンは、グランドプリンスホテル広島に加え、外相たちが訪れる厳島神社、平和記念公園とその周辺が、飛行禁止区域に指定された。期間はホテルが9〜11日で、厳島神社と平和記念公園が10、11日。違反者には1年以下の懲役か50万円以下の罰金が科される。

JR西日本広島支社は広島駅に警備員を配置し、ゴミ箱を一部撤去、コインロッカーの使用も禁じた。路面電車やバスを運行する広島電鉄や、厳島神社のある宮島(広島県廿日市市)への船を運航するJR西日本宮島フェリーも巡回を強化する。

被爆地・広島には要人が多数訪れてきた。昨年の平和記念式典に参列した駐日大使などは100カ国に及ぶ。平和記念式典などに比べれば今回の警護対象者はむしろ少ないが、県警幹部は「これだけ世界が注目する中での警護は初めてだ。サミットの先陣を切るわけだから失敗はできない」と緊張感を漂わせている。(毎日)





G7広島市厳戒態勢
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