浜田道トラック・バス衝突死傷事故でトラックの運転手に禁錮4年6カ月の判決

浜田市金城町今福の浜田自動車道で15年3月、トラックを運転中に対向車線にはみ出してバスに衝突し、乗客ら20人を死傷させたとして自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪に問われた福山市南蔵王町、無職・広常裕太被告(25)の控訴審の判決公判が3月18日、広島高裁松江支部であった。

塚本伊平裁判長は、禁錮4年6カ月(求刑禁錮6年)とした一審松江地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。塚本裁判長は「制限速度を大幅に上回る速度で走行中にスマートフォンの画面を約3秒間脇見したことによるもので、運転者として最低限の緊張感すら欠いていた」と、過失の重大性を指摘。減刑を求めた弁護側の訴えを退けた。

一審判決によると、広常被告は15年3月26日、浜田道で運転中にカーナビとして使用していたスマートフォンを脇見し、左側のガードレールに接触した後、対向車線にはみ出し、マイクロバスと衝突した。運転手の男性(58)=三原市=と乗客女性(66)=竹原市=を死亡させ、乗客18人全員にけがを負わせた。(中国)


当時の報道によると、2015年3月26日午後4時半ごろ、島根県浜田市の浜田自動車道で、広島県からの日帰り旅行の客19人が乗ったマイクロバスとトラックが正面衝突し、バスの運転手が死亡、乗客など3人がけがをした。トラックは、対向車線にはみ出す形でマイクロバスと衝突してバスの運転席側が激しく壊れ、バスを運転していた三原市の奥田昌之さん(58)が死亡した。また、バスに乗っていた乗客19人のうち2人がけがをしたほか、トラックの同乗者も軽いけがをした。

現場は高架上の片側1車線の直線道路で、バスは三原市のバス会社が所有。乗客は竹原市からの日帰りツアーで浜田市を訪れた帰りだったという。警察は、トラックを運転していた岡山県笠岡市の会社員、広常裕太容疑者(24)を過失運転傷害の疑いで逮捕した。



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