広島サッカー場検討で有識者の議事録がなかった

広島県、広島市、県サッカー協会、広島商工会議所の4者が設置し、広島市中心部へのサッカースタジアム建設について2013、2014年に約1年半かけて議論した有識者たちの検討協議会について、委員11人の発言が議事録として残されていないことが分かったという。

4者によると、全19回の会合の発言は県や市が分担して記録した。しかし、「委員の了承を得ておらず公表できない」(広島市スポーツ振興課)として、公的な議事録ではなく非公開の内部資料と位置付けていたという。

3月8日の県議会予算特別委員会で県議が「協議会は議事録を取っていない」と指摘した。

協議会の記録をめぐり、広島市は14年9月に広島市民から情報公開請求を受け、「議事録はない」として拒んできた。

15年8月には、非公開の姿勢を問題視し、協議会の再設置を求める陳情が市議会にあった。しかし、広島市と広島県は対応を検討していなかった。

広島県は「今思えば不手際だった」、広島市は「正式な議事録として残し、公開するべきだった。問題意識が欠けていた」などと説明した。

委員の了承を得ない「未定稿」との前提で原則として公開に応じる方針に転じた。

協議会は13年6月、大学教授や地元財界人たち11人で発足。県、市の各300万円を含む計1千万円を4者が負担し、スタジアムの建設候補地を旧市民球場跡地と広島みなと公園に決めた。(中国)

関連記事

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL