弟をメッタ刺しにして殺害した74歳の兄に懲役7年の判決

金銭を無心してきた弟(当時68)を刺殺したとして、殺人などの罪に問われた無職、住本一明被告(74)の裁判員裁判で、広島地裁は3月7日、懲役7年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。判決理由で丹羽芳徳裁判長は「被告は無心を断ると、弟からこれまでにない強い暴行を受け、ぞんざいに扱われたことに腹を立てて仕返しを考えた」と指摘。「傷は約30カ所に及び、めった刺しともいうべき犯行の態様は執拗で残忍なものだ」と述べた。判決によると、昨年5月13日夜、広島市東区にある当時の自宅近くの歩道で、弟の無職卓三さんの胸などを包丁で刺して殺害した。(産経)


当時の報道によると、住本容疑者は15年5月13日午後9時すぎ、広島市東区若草町の路上で、男性の胸や腹など数十カ所を包丁で刺したとして、殺人未遂の疑いで逮捕された。男性は病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。現場は、JR広島駅からおよそ500メートル東のマンションなどが建ち並ぶ地域。近くに住む人から「男性2人が口論し、1人が刺した」と通報があり、警察官が駆けつけたところ、男性が血を流して倒れていて、目撃者の話などから、手に包丁を持っていた住本容疑者をその場で逮捕した。

住本容疑者は、刺された男性について「自分の弟だ」と話し、身元の確認を進めた結果、近くに住む弟の卓三さん(68)と確認された。住本容疑者は事件当時、酒に酔っていて、卓三さんが刺される直前に口論になっていたという。
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