東広島トレーラー鉄板落下死亡事故で賠償命じる判決

4年前、東広島市の国道でトレーラーの荷台から落下した鉄板に当たって2人が死亡し、遺族が運転手と勤務先の会社と社長に賠償を求めていた裁判で、広島地方裁判所は訴えの一部を認め、あわせて4700万円あまりを支払うよう命じた。当時、東広島市の国道で走行中の大型トレーラーの荷台から落下した鉄板に当たり、対向車に乗っていた2人が死亡した。このうち1人の遺族がトレーラーの運転手が落下防止の措置を怠った過失による事故だとして、運転手と勤務先の運送会社とその社長に対し、あわせて9600万円あまりの賠償を求めていた。

2月26日の判決で広島地方裁判所の吉岡茂之裁判官は、「事故は被告の一方的な過失で生じ、不注意の程度は軽視しがたく、結果は重大だ」と指摘した。さらに、「被告には謝罪しようとしている振る舞いが見られず、遺族感情が癒えないのはもっともだ」として訴えの一部を認め、被告たちにあわせて4700万円あまりを支払うよう命じた。

この事故をめぐっては、死亡したもう1人の遺族も提訴し、一昨年、運転手と運送会社にあわせて6400万円あまりの賠償が命じられている。判決後、原告で夫を亡くした45歳の女性は、「遺族が立ち直れずにいることを認めていただいたことにほっとしています。判決が出ても夫が帰って来るわけではなく、被害者にとって区切りにはなりません。被告には一生、事故を忘れないでいてほしいし2度と同じような事故が起きないでほしい」と話した。(NHK広島)



東広島トレーラー鉄板落下


東広島市の鉄板落下事故は6400万円の損害賠償判決
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