第6管区管内の船舶事故が全国最悪375隻でワースト

2015年の1年間に第6管区海上保安本部(6管、広島市)の管内で発生した船舶事故の隻数が、速報値で375隻(前年比23隻増)となり、5年ぶりに全国11管区中でワーストになったことが同本部のまとめでわかったという。プレジャーボートの事故が191隻(同35隻増)と半数以上を占めた。整備不良が原因とみられる事故が目立ち、同本部は「点検の徹底を呼び掛けたい」としている。

6管によると、管内(広島、岡山、香川、愛媛各県と山口県南東部)で昨年発生した船舶事故隻数は、速報値で昨年より233隻増えて375隻となった。第7管区海上保安本部(北九州市)の368隻、第3管区海上保安本部(横浜市)の264隻などを上回った。

事故に関係した船は、プレジャーボートに次いで、漁船が71隻(前年比100隻減)、貨物船が42隻(同15隻減)と多かった。事故の形態は、衝突が115隻(同26隻減)、機関故障が74隻(同16隻増)、乗り上げが52隻(同2隻増)だった。

プレジャーボートの事故では、191隻中、半数以上の102隻(同31隻増)が機関故障やバッテリー過放電、燃料欠乏などの軽微な事故だった。

6管は、プレジャーボートの事故増加の背景に、バブル期に購入された船の老朽化があるのではないかと分析。多くは、出航前にきちんと整備、点検を行っていれば防げたとみており、安全指導を強化する。

日本小型船舶検査機構(東京都)によると、14年度末現在でプレジャーボートなどの登録数は、都道府県別では広島県が最も多く、約1万5000隻。広島と、岡山、愛媛、香川、山口各県を合わせると約4万7000隻で全国の約2割を占める。(読売)



第6管区海上保安本部

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