中電大崎発電所工事恐喝事件で組員に懲役4年の判決

中国電力大崎発電所(広島県大崎上島町)の発電施設建設をめぐる企業恐喝事件で、恐喝未遂罪に問われた広島市南区出汐3丁目、指定暴力団共政会高塚組組員・小原学被告(47)の判決公判が2月3日、広島地裁であり、伊藤寿裁判長は懲役4年(求刑懲役5年)を言い渡した。伊藤裁判長は、共謀して起訴され、公判が分離されている共政会有木組組長を判決前ではあるが「犯人である」と認定した。

伊藤裁判長は、公判で無罪を主張している有木組組長・山内純二被告(47)=同罪などで公判中=について、事件で使われた脅迫状と同じ文面が管理する倉庫で見つかったことなどを挙げて「犯人」と認定。同じく共謀したとして分離公判中の同組員2被告=同=は「組員の犯行に組員が当然に関与しているはずという経験則は存在せず、共謀は認められない」とした。

その上で、小原被告が事件前に山内被告と犯行に関する具体的な話をしたとして、伊藤裁判長は「犯人である山内被告と役割分担をして実行に及んだ」と判断。弁護側の無罪主張を退け、「車に拳銃の実弾を置くなど、暴力団の威力をことさらに示す犯行で非常に悪質」と述べた。

判決によると、小原被告は山内被告と共謀し、2013年3月~5月、発電施設の工事を請け負うゼネコンや取引業者など5社対し、脅迫状を送り、社用車内に実弾5個を置くなどして金銭を脅し取ろうとした。(中国)
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