海上自衛隊の輸送艦と釣り船の衝突事故で遺族が申し立て

2014年、広島県沖の瀬戸内海で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突し、釣り船の2人が死亡した事故で、業務上過失致死傷などの疑いで書類送検された輸送艦の艦長と航海長を検察が不起訴にしたのは不当だとして、事故から2年となる1月15日、支援者で作るグループが検察審査会への申し立てを行った。

この事故は、広島県の瀬戸内海の沖合で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突し、釣り船の船長など2人が死亡、1人が大けがをしたもので、広島地方検察庁は去年12月、業務上過失致死傷などの疑いで書類送検された「おおすみ」の艦長と事故が起きた時間帯の責任者だった航海長を嫌疑不十分で不起訴にした。

これについて事故から2年となる15日、支援する弁護士などで作るグループが、不起訴は不当だとして、広島第2検察審査会に申し立てを行った。申し立て書では「衝突の原因は、事故のおよそ1分前に釣り船がおおすみ側に方向を変えたことにあると考えられる。おおすみが避けようとしても衝突を回避することは不可能で、過失責任を問うことはできない」とした不起訴の理由について、「釣り船がおおすみ側に方向を変えた事実はない」と主張している。検察審査会は今後、選ばれた11人の市民が検察から提出された資料をもとに、不起訴の判断が妥当だったかについて審査する。(NHK広島)


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