広島県職員の懲戒処分が過去最多に並ぶ

広島県で職員による窃盗や盗撮などの不祥事が相次いでいるという。2015年度の懲戒処分は5人(県警と県教委を除く)と、既にこの10年間の最多に並んだという。12月14日の県議会総務委員会で「極めて異常な事態だ。どうなっているのか」と、下西(公明党議員団・呉市)氏は、不祥事の続発に憤りをあらわにした。

その理由について県は11月、コンビニ店でジュースを万引きした女性職員を停職1カ月とし、本年度の懲戒処分が約8カ月間で既に5人になったからだという。長谷川行政経営部長は「あってはならないことが続いている」と陳謝した。

窃盗では、飲食店の券売機に残っていた釣り銭を盗んだ男性技師が5月に停職1カ月の処分となった。このほか、列車内で女性の足を触った男性職員が停職3か月、口論になった県職員に軽傷を負わせた県立広島病院の男性検査技師が停職1カ月、列車内で女性を盗撮した男性技師が停職2カ月だった。

県人事課によると、2006年度以降の職員の懲戒処分は06年、08年度の5人が最多。09年度以降は0~2人で推移し、13年、14年度は2年続けて懲戒処分はなかった。

人事課は不祥事の増加について、「事案がさまざまなので原因の分析は難しいが、順法意識の低さがあるには間違いない」「全体の奉仕者として自覚と責任を持った行動を取るよう、粘り強く訴えていく」とした。(中国)
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