被爆70年目でついに被爆懐中時計の針が折れる

12月10日、原爆資料館に展示されている代表的な遺品で、原爆投下時刻の午前8時15分で止まった懐中時計の短針が折れていたことが分かった。資料館では、被爆により傷んでいる上、金属の経年劣化が原因とみており、専門家に依頼して修復作業を検討している。

今年7月下旬、職員が時計などの遺品が並ぶ本館を清掃していた際、ローマ数字の「8」を指し示す短針が途中で折れているのを発見。2月に資料用に撮影した映像を見ると、短針に亀裂が入っていたという。

懐中時計は、爆心地から1640メートル離れた場所で被爆した二川謙吾さん=当時(59)=の遺品。息子から贈られた品で肌身離さず持ち歩いていたという。昭和50年に遺族から寄贈され、平成3年から展示していた。

現在はレプリカを展示しており、学芸課の職員は「今後、他の被爆資料も計画的に点検を進めていきたい」と話している。
(産経)



被爆懐中時計


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