電車の中はお互いのストレスのはけ口

人が密集する電車の中のトラブルが多い。和歌山県橋本市で2015年年3月、JR紀伊山田駅に停車中の電車の優先席近くで、スマートフォンを操作していた20代の男性を殴ったり蹴ったりしたとして、暴行罪に問われた住所不定の男性被告(41)の判決で、和歌山地裁は12月2日、無罪(求刑懲役6カ月)を言い渡した。

被告側は、暴行の事実自体は争わなかったが、精神鑑定の結果から被告は統合失調症だったと認定した。「当時は幻覚や妄想の影響で善悪の判断ができない心神喪失の状態だったとの疑いが残る」とした。

判決によると、被告は3月27日に優先席に座っていた際、近くに立ってスマホを操作する被害者を発見し、電源を切るよう注意したが聞き入れられず暴行を加えた。

被告は捜査段階から一貫して「スマホから飛んでくる電磁波が体に刺さり激痛が走った。優先席近くでは電源を切るのがマナーだし、痛みに耐えられず注意したが、無視されたと感じ怒りが爆発した」と話していたという。


このように、世の中には常識では考えられないような人がいるのも事実で、その狭い空間はお互いのストレスのはけ口にもなっているようだ。お互い見知らぬ人ばかりだから、トラブルにもなりやすいのだろう。過去に電車の中ではいろいろな光景を目にしてきた。


ある日の事。

女子高生2人が大声でしゃべっていた。話の内容は、ある男性を中傷するものだった。

その近くに長身で初老の男性が立っていた。

そのとき、その初老の男性は、女子高生に向って怒りだした。

たぶん、女子高生の会話の内容が気に食わなかったんだろう。

女子高生たちは「すいませーん」と言っていた。


またある日の事。

朝の通勤電車に乗っていたとき、突然、30歳代の男性と50歳代の男性が、お互いの胸ぐらをつかんで、電車の中から大声をあげながら出てきた。

50歳代の男性は、「やってないだろ?」「あー?」などと30歳代の男性の顔に向って至近距離で叫んでいた。

50歳代の男性は、何かを言われたことが気に食わなかったんだろう。


またある日の事。

ある女性が大声で「さわったでしょー?」と叫び、男性が「やってないだろ?」などと声がした。

数回のやりとりの後、収まった。


またある日の事。

中年男性が出入り口にドッカリと座った。

本当に困ったもんだ。


電車の中


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