原爆体験記をウェブ発信する広島市はアクセスはあるのか

一般的に原爆による被爆体験記をつづった本を読む人など、この日本でもほとんどいないだろう。なぜなら体験記を読んでも、実生活において何の役にも立たないからだ。ましてや日本の労働者は、今日、明日の仕事に追われているから被爆体験記なんか、どうでもよくなる。それに地元新聞では毎日のように被爆者ネタで紙面を飾る。さらに被爆体験につかり過ぎるとセンチメントが心を支配し、その結果、闘争心が無くなり競争社会に負けてしまう。

しかし、人生とは不思議なもので、そう思いながら、そう自分に言い聞かせながら生活していても、心境の変化が現れるときがある。マスコミがテレビ用に作ったものではなく、本物の生々しい体験記。つまり本物にたどり着き、本物を知りたいという願望。そんなときには一度ぐらい、目を通すのも悪くない。


広島市が被爆5年後の1950年に初めて募った「原爆体験記」を、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館が英語、中国語、朝鮮語に翻訳し、来年からウェブでも発信するという。全165編の体験記は、原爆被害をめぐる検閲があった占領下に寄せられ、一部が編まれたが一般に配布されることはなかった。ヒロシマの惨禍を克明につづった歴史歴な手記集であり、今も大半が埋もれたままだという。祈念館は、執筆者や遺族の了解を得て、まず16編の全文を公開することにしている。手記募集は1950年6月から始まり、被爆時に大学生を含む一般81人、児童・生徒84人から寄せられた。(中国)


似たような手記では「原爆の子~広島の少年少女のうったえ」という本が、同時期に出版されている。

今読んでみる「原爆の子」で地獄の果てを見る・被爆70年記念シリーズ第6弾


原爆の子



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