広島弁護士会が死刑を考えるシンポジウム

「死刑」の問題点や是非について考えるシンポジウムが、広島市で開かれた。広島弁護士会が開いたシンポジウムには、弁護士などおよそ130人が参加したという。広島弁護士会の木村豊会長は、 「死刑の大きな問題点は、もし間違っていたら取り返しがつかないということがある」と述べた。

シンポジウムでは49年前、静岡県で起きた強盗殺人放火事件で死刑判決を受けたものの、 去年、死刑の執行停止と裁判のやり直しが決まった袴田巖さんのケースについても話し合われた。袴田さんの無実を訴えて支援を続けた姉の秀子さんも「死刑制度について考えてほしい」と呼びかけた。

「死刑問題は、巌のことが無いときはほとんど無関心でした。だけど巌のことがあってから、死刑というものを身近に感じました」
「死刑囚も人間なんですよ、たとえ悪いことをしたにしても希望を持たせなきゃ。ただ拘置所の中に押し込めて、死ぬのを待ってるだけでは…私は死刑は反対です」 と袴田さんの姉・秀子さんが述べた。

広島弁護士会は、 「意見は様々あると思うが、死刑制度について議論を続けていくことが必要だ」としている。(RCC)


死刑については国民の80%以上が賛成している。被害者遺族感情からすれば、当然だと思うが、死刑そのものと冤罪とは別問題だ。ここで注意したいのが、冤罪によって死刑になることについては当然あってはならないというのが一般論だが、痴漢冤罪についてはほったらかしだ。広島弁護士会はあまり声をあげていないようにも見える。現代社会において、痴漢冤罪の方がよほどタチが悪いと思うが、弁護士会と言えども今のところ、この冤罪を防ぐ有効な手だては無いようだ。

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