いい加減な広島労働社会で外国人技能実習生への違反が186件

広島県内で外国人技能実習生を受け入れている事業所のうち、去年1年間に安全対策を怠ったなどとして是正指導を受けたのは186事業所で、統計を取り始めた平成18年以降、3番目に多くなったことが広島労働局のまとめで分かった。

外国人技能実習生制度は、発展途上国の若者に働きながら技術を身につけてもらおうという制度で、広島労働局のまとめによると広島県内では、去年1年間に労働災害が起きるなどした251事業所で、労働基準監督署による立ち入り調査が行われた。

その結果、74%にあたる186事業所で違反が見つかり、是正指導が行われたという。是正指導した事業所の数は、過去最多となった前の年の205件から19件減ったものの、統計を取り始めた平成18年以降では3番目に多くなった。

違反の内容は、無資格の実習生にクレーンの操縦作業を行わせるなどの労働安全衛生法違反が86件と最も多く、長時間労働など労働時間の違反が51件、残業代の未払いなどが37件などとなっている。

広島労働局監督課の大西啓一課長は、「外国人技能実習生を取り巻く労働環境が社会的な問題となっているにも関わらず、依然として違反する事業所が多いのが実態だ。今後も厳しく指導を続けていきたい」と話している。(NHK広島)
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