個人情報漏えいで福山の県職員ら4人を逮捕

福山市にある広島県の税務事務所の職員が、知人の会社役員らから依頼され、車の使用者の名前や住所を漏らしたとして、地方税法違反の疑いで逮捕された。逮捕されたのは、福山市にある広島県東部県税事務所滞納整理課の職員川崎彰夫容疑者(46)と、尾道市の会社役員南康公容疑者(43)ら4人。

警察によると、川崎職員は今年8月までのおよそ1カ月間に、知人で探偵会社を営む南役員らから、依頼された車の使用者の名前や住所の情報を漏らしたとして地方税法違反の疑いが持たれている。川崎職員は車のナンバーをもとに照会を依頼され、車を使っている3人の情報を3回にわたって漏らしていたということで、警察は容疑を裏付けるため東部県税事務所などを捜索した。警察は4人の認否について明らかにしていない。

県によると、川崎職員は平成6年に採用され、6年前から滞納整理課に勤めていて、自動車税など納税者の情報を一元的に管理する県のシステムにアクセスする権限があったということで、警察は詳しいいきさつや動機について捜査を進めることにしている。

職員が逮捕されたことについて、広島県東部県税事務所の上野和馬所長は、「税務情報の保護は税務職員にとって最も大切な職務で、厳しい守秘義務が課せられている。過失によっても情報が漏えいしてはいけないことを毎年研修で指導しているが、容疑が事実であれば残念で大変申し訳ない。今後、再発防止に向けた対策を検討し、信頼回復に向け取り組んでいきたい」と話した。(NHK広島)
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