北朝鮮労働党創建70周年軍事パレードで核弾頭搭載のICBMを公開

北朝鮮は10月10日に行った朝鮮労働党創建70周年を記念する閲兵式(軍事パレード)で、改良型の移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)「KN08」を初公開した。韓国の軍と情報当局によると、KN08は2012年4月15日、故金日成主席の生誕100周年を記念したパレードで初公開された際、弾頭の先端部分が尖っていたが、今回は丸く改良されたとみられる。北朝鮮が改良型のKN08を公開するのは初めてとなる。
 
韓国軍関係者は「射程距離約1万2000キロと推定されるKN08の弾頭の形が変わった」とした上で、「弾頭に高性能の爆薬をより多く入れたか、核弾頭の小型化を念頭に置いたかについては精密な分析が必要だ」と説明した。パレードを実況中継した北朝鮮の朝鮮中央放送は、「多種化、小型化した核弾頭を搭載した戦略ロケットが敵の牙城を火の海にする報復の意志を持っている」などと紹介した。

パレードには数回にわたり試験発射が行われた新型の300ミリロケット弾も初登場した。射程距離は約200キロで、13年5月に東海上に6発が発射され、存在が確認された。韓国軍は300ミリロケット弾が実戦配備の段階にあると分析している。

北朝鮮は5月に発射実験を行ったとされる潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は公開しなかった。開発が終了していないためとみられる。

今回は、13年の朝鮮戦争休戦60周年の軍事パレードに登場した放射能マークが付いたかばん状の物体を持った歩兵部隊が再び姿を見せた。

韓国政府関係者は「初めて登場した新型の300ミリロケット弾と改良型KN08を除いては例年の水準を超えなかった」と説明。「SLBMなど新型兵器を公開しなかったのは中国など、対外関係を相当意識したためとみられる」と述べた。

パレードには例年と同様に「スカッド」(射程300~500キロ)や「ノドン」(同1200キロ)、「ムスダン」(同3000キロ)などの弾道ミサイルも登場した。(ソウル聯合ニュース)



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