元日歯連副理事長が2013年参院選で石井みどり氏陣営を手伝う職員に250万円渡す

政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる政治資金規正法違反事件に絡み、2013年7月の参院選前後に自民党の石井みどり参院議員陣営の出納責任者だった元日歯連副理事長が、選挙運動を手伝った日歯連職員1人に少なくとも250万円を渡していたという。

公選法は、選挙運動員への報酬の支払いを原則として禁じている。東京地検特捜部もこうした支出を確認しており、公選法違反(買収)の疑いもあるとして捜査しているとみられる。

関係者によると、元副理事長は石井議員が卒業した鶴見大(横浜市)の歯学部同窓会長を務めているほか、13年7月の参院選では石井議員陣営の出納責任者を兼務。12年11月から13年8月の10カ月間、同窓会長に支給される手当の中から、陣営の選挙運動に加わっていた日歯連の職員1人に250万円以上を提供したという。

元副理事長側は、選挙運動への報酬ではないとの認識を示し「買収には当たらない」としている。

日歯連をめぐっては、13年1月、民主党の西村正美参院議員を後援する政治団体を迂回して、石井議員を後援する政治団体に5千万円を献金した疑惑が浮上。

石井議員の後援団体には同じ13年に4500万円を直接寄付しており、特捜部は4月、寄付の年間上限額5千万円を超えないよう偽装した疑いがあるとみて、政治資金規正法違反容疑で関連先を家宅捜査。鶴見大歯学部同窓会にも8月、捜査に入った。

石井議員は1976年に鶴見大を卒業後、広島市内で歯科医院を開業。07年の参院選で日歯連の組織内候補として立候補し、初当選。13年の参院選で再選し、現在党副幹事長などを務めている。(中国)
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