安倍首相がミヤネ屋に出演「私は暴走してどこに行くんですか?」

安倍首相が大阪の生番組「ミヤネ屋」に緊急生出演した。同番組では、安保関連法案を取扱い、この法案が未だに分かりづらいことをパネルを用いて説明していた。なぜ安倍首相が「ミヤネ屋」に出演する気になったのか、司会者によると、安保法案は大事な事だから出演して説明したかったらしい。以前、フジテレビの「みんなのニュース」で火事を例にして説明していたが、今回の安倍首相の説明は、まとまっていた。ただし、中国の脅威については外交上、配慮した形のため、言及しなかった。また、「暴走する?」という意見については失笑していた。以下、安倍首相の発言内容の概略。


憲法改正した方があっさり行くんじゃないの?という声について

海外の情勢が激変しています。例えば北朝鮮は数百発の弾道ミサイルを持っていて、多くは日本を射程に入れている。それに乗せる核兵器を開発しつつある、という状況の中において、日本は自衛権を認められているんです。憲法上。

自衛権の中で必要な自衛の措置を取ることができる、これは最高裁の判決にもあります。この、必要な自衛の措置とは何か。私たちは、考えなければならない。

大きく情勢が変わりましたから、集団的自衛権は必要な自衛の措置の中に入りうるという判断をしました。我々は、日本の国民の命を守らなければならない。その中で責任を果たすためには法制を整えるべきである。そして憲法の解釈の変更をしました。

憲法の中には自衛権が持てるということは書いていません。そもそも解釈で行かなければいけないんです。最終的に解釈をするのは最高裁判所。昭和34年に砂川判決で自衛権があるんだと、必要な自衛権をとりうる事は国家固有の権能として当然である。

必要な自衛の措置の中で、今から40年前は、個別的自衛権だけです、と言っていたんですが、今は大きく状況が変わりました。我が国を守るための集団的自衛権は行使しうることができると判断しました。


戦争に巻き込まれる?どこまでも行ってしまう?という声について

日本は堂々たる民主主義国家です。私も国民の中から、議員の中から選ばれた国会議員です。今度の法律は、政府だけではなくて、国会も承認しなければならない。つまり、シビリアンコントロールがしっかりと機能する形で法律が作られています。

日本の国を守るため、解釈の変更をしました。そんなことあるのか?40年前は想定できなかったと思います。北朝鮮は一基もミサイルを持っていなかった。核兵器も開発していなかった。しかし今は数百発の弾道ミサイルを持っている。

同時に、ミサイルを撃ち落とすというミサイル防衛もできた。40年前はなかった。

これは、日本のみでは出来ません。日米が共同して撃ち落とせます。衛星が、どの辺を打てばいいかを計算して、そこに打つ。日本のイージス艦でも打てますし、米国のイージス艦と協力して撃ち落とす場合もあります。

撃ち落とすために、日本海で展開している米国のイージス艦が、最初に攻撃されると、日本を守るミサイル防衛の一角が大きく崩されてしまう。

日本の防衛のために守っている米国の艦船すら、日本は守れないということになれば、日米同盟は非常に危うくなります。


安倍さんがどこまでも暴走してしまうじゃないか?という声について

なるべく丁寧に説明をしようとしているんですが、よく、「暴走」と言いますが、「暴走」してどこに行くんですか、私が。私はそれを聞きたい。「暴走」して私はいったい何をするんですか、という事を「暴走する」という人に聞きたい。


徴兵制について

まず二つあります。憲法18条に「意に反する苦役は憲法違反ですから。まず明確に憲法違反です。

では、そんなこと言ったって安倍さん、解釈変えたじゃないか、と言う人がいますが、ではG7は、どこも徴兵制をやっていません。例えばフランスやドイツは長く、徴兵制をやっていましたが、やめました。アメリカかつてはやっていた。ではなぜやめたのか。

今や兵士たちも、軍備もハイテク化しました。これをしっかり使いこなせるように一人前の兵士になるには、数年かかるんです。

シロウトのような兵隊がいれば、作戦・オペレーションが成り立ちませんから、徴兵してまったくのシロウトの人たちをとってきて、2年3年でローテーションというのは、全くマイナスです。これは世界の軍事からすると非常識となっています。
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