北方領土問題は70年前に解決済み?

すでにロシア人が長年住み続けている北方領土を、今さら返還せよと言うには確かに無理がある。終戦時のドサクサに紛れて連合国との裏取引でソ連軍が北方領土に侵攻し、予定通り制圧した。今考えると、ソ連軍は北海道も侵攻できたはずだが、よく思い留まったものだ。

また、ロシアのプーチン大統領とメドベージェフ首相による北方領土への熱心な入れ込みも見逃せない。8月22日には、メドベージェフ首相が択捉島を訪問した。その目的は「クリール諸島(北方領土と千島列島)の社会・経済発展計画」の次期計画(16~25年)を踏まえて、択捉島の水産工場や港湾施設を視察。ロシアは、北方領土を含む極東の土地について、希望する国民1人当たり1ヘクタールずつ無償分与する制度も年内に始めるという。


9月2日、ロシアのモルグロフ外務次官は、インタファクス通信に対し、日本との北方領土問題に関する対話は行わない考えを示したという。平和条約締結交渉を継続する用意はあるものの、領土問題については「70年前に解決済みだ」と述べた。

モルグロフ氏はこの中で、「クリール諸島(千島列島と北方領土)の問題」に関しては「日本といかなる対話もしていない」と発言。北方四島は「第二次大戦の結果として合法的にわが国に移った」とし、「ロシアの主権には疑いの余地がない」と主張した。

平和条約交渉については「建設的に継続する用意がある」としたものの、「日露関係全般」を広く発展させる中で、「相互に受け入れ可能な解決策」を模索すべきだと述べた。

日露間では、領土問題を解決して平和条約を締結する方針が確認されている。ただ、ラブロフ外相が「日本は大戦の結果を認めない唯一の国だ」と語るなど、ここにきてロシア側は対日姿勢を硬化させている。(産経)


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