「広島の夫婦が激しくののしり合う」2014年度・広島県の児童虐待相談最多1850件

広島県内の3カ所のこども家庭センターに寄せられた2014年度の児童虐待の相談件数は、前年度より291件多い1850件で、6年連続で過去最多を更新した。親が家族を虐げる様子を子供に見せる「面前ドメスティックバイオレンス(DV)」など、心理的虐待の急増が総数を押し上げているという。

前年度比で最も増えたのは、言葉による脅しや兄弟姉妹間の差別的扱いなどの心理的虐待で、226件増の620件だった。身体的虐待は39件増の808件、育児放棄を指すネグレクトが8件増の383件と続いた。

県が心理的虐待の概要を各センターに聞き取りしたところ、子どもの前で両親が激しくののしり合ったり、一方的に配偶者を殴ってけがを負わせたりして、家族を虐げる場面を子供に見せる「面前DV」が大半とみられているという。

児童虐待の相談総数のうち、虐待者は実父が789人で最多。実母が772人、再婚などによる実父以外の父親が172人と続いた。虐待を受けた子供の内訳は、小学生が606人で最多、次いで3歳以上の未就学児が475人、3歳未満が335人、中学生288人、高校生146人となった。(中国)
関連記事

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL