安保法制可決で反対派教師にみる偏向教育

今国会で審議されている安保法制の解釈で、反対派が日本は戦争する国になり、自衛隊員や子供たちが徴兵制で戦争に駆り出されて死んでいくと言っているが、安保法制が可決された後、教育現場ではどのように教えていくのだろうか。

今回の安保法制については、ほとんどの憲法学者から違憲だと指摘されたが、国防上必要だという正当性もある。そのような解釈改憲について、護憲派による高校教師や大学教授による偏向教育の可能性も心配しておく必要がある。下記の記事は昭和29年と古いが、このような問題が起きる可能性については否定できない。

これらは昭和29年、教員の政治活動を問題視した文部省(当時)が、「偏向教育」の事例として24件の報告を受け、衆院文部委員会に提出されたものの一部として朝日で報道されたものである。


【旭丘中学校事件・文部省報告】
昭和28年12月16日、京都市立旭丘中学校の父兄20名が、市教育委員会に対し、次のごとき陳情を行った。「旭丘中学では約1年半前から偏った思想教育を進め、子供が親に反抗し、家庭の平和が乱されるので、12月5日、父兄15名が校長と会見。生徒の行儀に遺憾の点はないか。教育指導に欠けるところはないか。偏った政治教育がされていないか。も三点につき、校長に申し入れた。

ところが、学校側は生徒会の問題として父兄に対抗することを指導し、校長らは体育館で父兄と会見して、生徒も同席の上、父兄誹謗の態度に出た。このため、父兄はやむなく市教委に対し、これまで旭丘中学の実態につき、考えたことがあるか。旭丘中学を指導する自信があるか。もし改善されなければ、子供を他校に移すことを父兄に確約できるか。以上の諸点につき善処方を要望した。

旭丘中学の1年1組では、数学や理科の時間に教員が、アカハタを読んで「軍事基地反対、再軍備反対、平和運動」などの話をし、同年5組では、授業の前後に「再軍備反対」を高唱させる。また体操の時間に「皇太子はわれわれの税金で外遊した」など皇室を誹謗し、「親の頭は古い。家へ帰って学校の話をするな」とか「お前のオヤジはバカだ」など子供の親に対する反抗心をあおるような話をした。

また、府下の水害の時、ある教員は授業の代りに1時間にわたり「水害は政府の怠慢で起った」と政府攻撃の話をした。さらに。ある組で教える労働歌がやかましくて隣室の授業が妨害され、平和祭に参加しない子供には理由を詰問し、資金カンパと称しては金を出させるとともに、学校新聞部を左翼団体の「洛北民主協議会」に参加させるなど、同校の政治的偏向は著しい。


【姉体中学校事件・文部省報告】
胆沢郡姉体村立中学校教諭高野善一は、昭和27年4月、同校に赴任以来、あらゆる機会に階級意識、階級闘争を扇動し、宣伝する教育を行った。例えば、教室に憲法第9条だけを生徒にぬき書きしてはらせ、アメリカはどれだけたのみになるか、アメリカにとって大事なものは戦車か住宅か、爆撃機か学校かなどの内容の図表を生徒に作らせた。同教員は共産党と密接な関係もち、日ごろ党員獲得運動に関与する一方、村民大会でチラシをくばり、村長を誹謗し、村教委がこれを免職した後でも生徒らをあやつって反抗運動を行った。
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