原爆死没者の遺骨が京都大学に25年間も眠っていた・被爆70年記念シリーズ第12弾

およそ35年前、放射能検出調査を名目に、京都大学医学部内科研究室の教授が、原爆死没者の遺骨約50個を広島から京都へ持ち帰り、供養もせずに研究室に25年間も眠らせていたというショッキングな事実があった。当時、遺骨は京都から広島へ里帰りし、広島大学原爆放射能医学研究所は、改めて放射能の検出調査をしたうえで、被爆者の心にこたえる供養をしたい、とした。 しかし被爆者の多くは「科学者といえども許されない非人道的な行為」と強く反発。抗議行動の動きさえ見せていた。 里帰りを実現させたのは、京都大医学部の内野教授だった。広島大原医研から京都大医学部に転勤になったとき、先代の教授から保管方法を依頼され、ブリキの箱を渡されたが、開けてみて遺骨が入っていたので驚いたという。10年間、広島に住んだ内野教授は、肉親の消息を求めて、遺骨を捜す遺族がいることを知っていたのだ。
関連記事

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL