広島県内の公立小中高・平和教育意味なし3分の1

NHKが広島県内の公立の小・中学校と高校を対象に平和教育についてのアンケート調査を行ったところ、3分の1を超える学校が、平和教育に難しさを感じていることが分かった。調査方法は、今年6月から先月にかけて広島県内の23の自治体から公立の小学校、中学校、高校を名簿順に、それぞれ1校選び、あわせて65校に用紙を郵送する形で行い、このうち62校から回答を得た。

この中で、「平和教育を実施する上で難しさを感じることがある」か尋ねたところ、「ある」または「少しある」と答えた学校は22校で、全体の3分の1を超えた。その理由を複数回答で聞いたところ、「時間割に取り入れる余裕がない」が最も多く82%、次いで、「学習指導要領上の位置づけがはっきりしていない」が36%、「政治的に偏りが出るおそれがある」が23%だった。

また、社会見学などでここ数年、平和公園に行っているかどうか聞いたところ「行っている」と答えたのは全体で27校で、小学校はほとんどが「行っている」とした一方で、中学校と高校は80%以上が「行っていない」と回答した。

県教育委員会義務教育指導課の北川千幸課長は「教師どうしが平和教育についてしっかり議論をして、平和な世の中をどう築くのか、子どもたちが主体的に学ぶ環境を整えてほしい」と話したという。(NHK広島)
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