広島市民・核兵器は保有も使用もよくない78%

NHKが行った世論調査で、核兵器に対する考え方を聞いたところ、「持つことも使うこともよくない」と答えた人が広島市、長崎市、それに全国のいずれでも8割前後を占めた。

調査方法は先月、広島市や長崎市、それに全国の20歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける方法で調査を行い、それぞれ1000人あまりから回答を得た。

このなかで、原爆などの核兵器についての考え方を聞いたところ、広島では「保有も使用もよくない」が78%、「保有はよいが使用すべきではない」が17%、「必要な時は使用しても構わない」が2%だった。「保有も使用もよくない」は全国で81%、長崎市で79%といずれも8割前後を占めた。

広島の回答を性別・年代別に見ると、20代と30代の女性では「保有も使用もよくない」と答えた割合が88%と高かった一方で、20代と30代の男性では「保有はよいが使用すべきではない」が32%と高くなった。

これについて、広島大学大学院の布川弘教授は「若い世代ほど現実の国際状況などに敏感に反応して、核抑止を考えようという傾向が強くなっている。広島が核廃絶をどのように訴えるか世界が注目するなかで、若い世代で核保有を容認する世論が強まることには憂慮している」と話した。(NHK広島)
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