安保法案衆院特別委で可決・広島の声は?

集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ、安全保障関連法案が衆議院の特別委員会で可決されたことを受けて、広島市の原爆ドームの前では法案に反対する市民団体などが抗議の座り込みを行った。今の国会の最大の焦点となっている集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障関連法案は、衆議院の特別委員会で7月15日午後0時半前採決が行われ、自民・公明両党の賛成で可決された。

これについて菅官房長官は午後の記者会見で、「わが国を取り巻く安全保障環境が極めて厳しくなっている中で、国民の生命と平和な暮らしを守るための法案が衆議院の特別委員会で可決された。必要な法案であり、明日の衆議院本会議で可決し、参議院でもしっかり審議を行う方向になる」と述べた。

法案が可決されたことを受けて、原爆ドームの前では広島市に拠点を置く3つの市民団体でつくる実行委員会が呼びかけて抗議の座り込みが行われ100人余りが集まった。集まった人たちは「戦争法の強行採決を許さん!」などと書かれた横断幕を持って午後2時から抗議の座り込みを始め、一人ひとりが交代でマイクを持ち、「子どもたちや若者を2度と戦争に行かせてはならない!」とか、「戦争法案を廃案にするまで頑張りましょう!」などと呼びかけた。


原爆ドーム座り込み

戦争イケン



座り込みに参加した佐久間邦彦さんが理事長を務める広島県被団協の大越和郎事務局長(75)は、「法案を認めればいずれは核兵器を持つことにつながる。法案の撤回を求めて頑張っていきたい」と話した。この実行委員会では今後も、デモ行進や集会を行って引き続き法案の廃案を求めていくという。

また、広島県の湯崎知事は「広島県民は、戦後歩んできた平和国家としての形が変わっていかないことを望んでおり、安全保障法制の議論を不安を感じながら見守っている。政府は引き続き国会で丁寧な説明と十分な議論を行い、国民の理解を得るよう慎重に進めてほしい」とコメントした。

広島市の松井市長は「核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願う広島市としては、今回の法案に関しても、しっかり熟議を重ねていただきたいと訴えてきた。今後の国政に重大な影響を及ぼす法案であることに鑑み国民世論を踏まえ、しっかり熟議を重ね慎重に審議していただくよう改めて訴える」とコメントした。(NHK広島)


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