福島の山林原野商法でリーダー格の男に懲役8年の判決

全国のお年寄りが、福島県の山林を不当に高く売りつけられ、現金をだましとられた詐欺事件の裁判で、広島地方裁判所は、被害者からの現金受け取り役グループの、リーダー格の男に、懲役8年の判決を言い渡した。判決によると、東京都中野区の柿崎樹雄被告は、数人の仲間と共謀し、おととし、過去に投資詐欺の被害にあったことのある、広島市や東京都などのお年寄りに、「被害金を取り戻せる」と持ち掛けて、福島県二本松市の山林を不当な高値で販売し、15人から現金あわせておよそ1億3000万円を、だまし取るなどした。

広島地裁の河村宣信裁判官は、「被告は共犯者を使って、現金受け取りグループを構成・指揮していて、犯罪遂行に不可欠の立場で、刑事責任は格段に重い」と指摘。そのうえで「過去に詐欺被害にあった人を事前に選ぶなど、周到な準備のもとでの巧妙で卑劣な犯行」などとして、柿崎被告に懲役8年を言い渡した。この事件では柿崎被告と一緒に逮捕された、現金受け取りグループの男4人が、懲役5年から4年6ヶ月の実刑判決を受けている。また、グループへの指示役とされる、白木健太被告の裁判が続いている。(RCC)
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