スーパーコンピューターで戦争予知?

「日本は将来、戦争に巻き込まれるのか」というテーマは非常に関心が高く興味深い。自民党が安保法制を今夏に承認させようとしている集団的自衛権の内容は分かりづらい。ほとんどの憲法学者たちの見解は違憲だろう。一般国民にとって、護憲派による集団的自衛権の廃止が正しいのか、推進派のように米国と地球の裏側まで付き合うべきなのか、分からない。

近隣諸国などとは未来永劫、外交による話し合いで平穏無事に済めばいいが、そうは言っても世界のどこかで必ず戦争まがいの紛争は起きているし、テロも無くならない。図々しいお隣さんも脅威だ。

そんな時、日本が多額の予算をつぎ込んで作ったスーパーコンピューターで戦争に巻き込まれる可能性をシュミレーションし、予知してもらおう。参考までに「京」の開発費は1000億円以上だ。まさか気象予想しか出来ないとは言わせない。

予知のテーマは「集団的自衛権を使える場合に戦争に巻き込まれる確率」と、「憲法9条をもとに集団的自衛権が使えないために戦争に巻き込まれる確率」だ。前者は米国軍と地球の裏側まで付き合うことで生じるリスク、後者は近隣諸国による脆弱な日本への侵攻リスクが考えられる。計算の前提となるのは、「現在の国益を守る」こと。

SF映画の「マイノリティ・リポート」は、犯罪予知システムによって、犯罪件数ゼロの世の中を作った。同じように、もし戦争予知ができれば、今やらなければならない事が見えてくる。

しかし、困ったことがある。戦争予知システムによって、日本が自ら戦争を起こしてしまうと予知されたら最悪だ。これを知った日本政府は機密情報にして公開することを避ける。やはり、人間の悪行をコンピューターに予知させるなんてことは、自分の首を絞めることにもなり兼ねないから、やめておくべきか。
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