広島マタハラやり直し裁判が始まる

去年、最高裁判所が「妊娠や出産を理由とした降格は原則、違法で無効だ」との初めての判断を示し、審理のやり直しを命じた裁判が広島高等裁判所で3月13日に始まり、原告の女性側は改めて法律違反だと主張したのに対し、被告の病院側は訴えを退けるよう求めた。

広島市の病院で働いていた管理職の女性は、妊娠した際に負担の軽い部署への異動を希望したところ、管理職から外されたため、法律で禁じられている妊娠を理由とした不利益な扱いにあたると主張し、裁判を起こしていた。最高裁判所は去年10月、「妊娠や出産を理由にした降格は、女性の自由な意思に基づく承諾があったと客観的に認められる場合や、円滑な業務運営などに支障があり、降格させても女性の不利益にもならないような特別な事情がある場合を除いて、原則として違法で無効だ」という初めての判断を示し、広島高等裁判所に審理のやり直しを命じた。

13日に広島高裁で始まったやり直しの裁判で、女性側は「被告の病院側は、管理職としての経験も長い女性の復職に業務上の支障はなく、業務の分担など復帰のための工夫や配慮ができたはずだ」などと述べ、改めて法律違反だと主張した。 一方、被告側は「降格は妊娠を理由としたものではなく、女性の承諾もあり、意向にも反していない」などと主張し、訴えを退けるよう求めた。 (NHK広島)
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