シャープが広島県内の工場を閉鎖

経営再建中の大手電機メーカー「シャープ」は、抜本的な事業の合理化を進めるため、三原市にある工場の閉鎖を検討しているほか、福山市にある4つの工場の一部を集約することを検討しているという。シャープは、今年3月期の決算で2年ぶりに最終赤字に陥る見通しとなったことを受けて、抜本的な事業の合理化策の検討を急いでいる。この中で、三原市にあるLED・発光ダイオードの工場の閉鎖を検討するほか、福山市にある4つのセンサー工場の一部を閉鎖して集約することを検討している。さらに、テレビ事業でもメキシコ工場を売却し、北米向けの事業を縮小する方針。

シャープは今年3月期の決算で最終赤字を300億円と予想していたが、合理化策の実施に伴う費用が膨らむことから、赤字額がさらに拡大する可能性があるとしている。主力銀行の「みずほ銀行」と「三菱東京UFJ銀行」に対し、金融支援を要請する方向で検討に入った。

シャープは合理化策を盛り込んだ新たな中期経営計画を、今年5月までにとりまとめる方針で、主力銀行などとの調整を進めることにしている。三原市の会社に勤務する32歳の男性は、「驚いています。シャープの三原工場に勤務している友人が最近、大阪に転勤したのも何か関係あるのかと思いました」と話していた。三原市に住む64歳の会社員の男性は、「三原市は、帝人などの大きな企業が経済の中心の町なので町がさみしくなるのではないかと思います」と話していた。(NHK広島)


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