北朝鮮の核爆弾保有数が2020年までに100発

2月24日、米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所(SAIS)の北朝鮮問題研究グループは、北朝鮮の核開発能力について、「2020年までに最多で100発の核爆弾を持つ可能性がある」とする分析結果を明らかにした。同グループは、北朝鮮の現在の保有数は10~16発で、6~8発がプルトニウム型、4~8発がウラン型と推計している。濃縮ウランの生産施設が1ヶ所か、2ヶ所かは不明だが、核施設の性能向上や稼働が最大限に達した場合、20年までの保有数は「100発」となり、戦術核兵器としての配備も可能になると分析した。中程度の進展の場合は「50発」、最小限の進展では「20発」と推計した。(読売)


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また、2014年12月に中国人民解放軍が、DF-41多弾頭式・大陸間弾道弾のテストを行ったことを、米紙ザ・ワシントン・フリー・ビーコンが報じている。1万2千キロ以上の射程を持つDF-41は、中国が持つ最長距離ミサイルであり、アメリカ全土を射程距離に入れることが出来るという。

多弾頭ミサイル( MIRV)は、1つの大きなミサイルの中に、複数の小さな弾道弾が納められており、発射後に大気圏外で分裂、それぞれの弾道が大気圏に再突入し、標的に向っていく。さらに、それぞれの弾道弾はマッハ20以上のスピードで飛びながら、軌道変更が可能であるため、既存のミサイル防衛システムでの迎撃は困難だという。

11月下旬に米議会に提出された「米中経済・安全保障調査委員会」(USCC)の2014年度報告書によると、DF-41は10発の弾道弾が搭載可能で、アメリカ本土のミサイル防衛システムを圧倒できるという。また、弾道弾1つが、2万トンから25万トンの爆薬に相当する威力を持つ。ちなみに、広島に落とされた原爆は2万トンだが、1発でも大きな都市を破壊するものが、10発同時に飛んでくる。

米シンクタンク(IASC)の研究員リック・フィッシャー氏は、中国のDF-41テストを見たアメリカは、自国の核兵器数の減少に歯止めをかけるべきだと指摘。今回の中国のテストは、アメリカの軍縮政策が失敗している証拠として、アメリカも核戦力の増強を進めるべきだとした。

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