住みたい田舎、広島県はどこへ行った?

2014年版の「ふるさと暮らし希望ランキング」が2月9日発表され、1位には山梨県が輝き、2位が長野県、3位が岡山県となった。山梨県や長野県が選ばれる理由として、首都圏から割と近い位置にあるため、アクセスし易いからだと思われるが、自治体による積極的なPR活動による結果も含まれていると思われる。しかし、中国地方といえば広島県?と言われるのだが、なぜ、お隣の岡山県が上位にランクインしているのだろうか。


※調査の内容は、都市から地方への移住に役立つ情報を仲介するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京・有楽町)が、2014年の相談者のうち、2885人から得た回答(複数回答あり)を集計。

※同センターへの来訪者は1万3人と前年の約1.4倍に増え、初めて1万人を超えた。2011年以降、40代以下が過半数を占める。担当者は「若い世代では、フェイスブックやツイッターなどでの情報交換も、希望者が増えることにつながっているようだ」と話す。


2014年年ランキング : 1位 山梨県、2位 長野県、3位 岡山県
2013年年ランキング : 1位 長野県、2位 山梨県、3位 岡山県
2012年年ランキング : 1位 長野県、2位 岡山県、3位 福島県



sumitai.jpg


sumitai2.jpg


おそらく、これも岡山県のPR活動の努力の結果だろう。岡山県と広島県のホームページから、関連するページのリンクを貼ったので、比較してみてほしい。広島県が田舎への移住の誘致に積極的でない理由として、岡山県よりも人口で100万人近く多いことや、世界遺産を2つ持つ観光立地広島としては、緊急課題ではないのかもしれない。


【広島県】 人口(2014年):283万人、人口密度:334、県内総生産(2011年):11兆610億円
【岡山県】 人口(2014年):192万人、人口密度:270、県内総生産(2011年): 7兆2230億円


【岡山】
http://www.okayama-inaka.jp/prefecture/topics/panf_20140708.html
【広島】
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouryuuteizyuuportalsite/senpai.html


驚いたのは、福島県が上位の常連であることだ。ここは、移住相談窓口をセンターに一元化しており、震災や福島第一原発の影響もありながら、Uターンだけでなく、Iターン希望者の相談が根強いという。これは、福島の復興を少しでも担いたいという気持ちの表れだろう。つまり一部の人間が、鼻血だとか甲状腺がんだとか放射線だとか、ほとんど人体に影響のない、ありもしない下らない福島の風評被害を拡散しているが、ここには賢明で常識的な人たちが居るということだ。

広島県はどうしたのかというと、今年からブースを開設しており、20位以内にランクインしているという。また、昨年10月より専属相談員を配置しており、西日本を希望する人への直接の情報提供ができるようになったことで、希望地としてやっと名前が上がってきたという。


また、昨年12月29日に発売された「2015年版 住みたい田舎ベストランキング」(田舎暮らしの本・宝島社・2月号)で発表された内容によると、1位に島根県大田市、2位に鳥取県鳥取市がランクインし、中国地方が上位を占めた。調査対象となったのは、定住促進に積極的な295市町村で、10ジャンル全95項目のアンケートを実施し、「田舎暮らしに最適な自治体」をランク付けしたものだ。


【総合ランキング】
第1位 島根県大田市
第2位 鳥取県鳥取市
第3位 大分県豊後高田市
第3位 鹿児島県薩摩川内市
第5位 佐賀県武雄市


大田市といえば三瓶山
三瓶山
三瓶山_1
なつかしい三瓶の夏

住みたい田舎として、中国地方では岡山や島根、鳥取が上位にランクインしているが、これから広島県はどうするのだろうか。今後の推移が気になるところだ。
関連記事

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL