【広島県内初】老朽化した空家住宅の行政代執行で解体撤去

三原市は、老朽化で倒壊し、隣の住宅の壁が壊れる被害が出た木造住宅について、所有者が撤去命令に応じないことから、行政代執行による撤去作業を2月12日に始めたという。行政代執行で老朽化した住宅を撤去するのは、広島県内で初めてだという。

撤去作業が始まったのは、三原市糸崎にある築100年以上の2階建ての木造住宅。この住宅は平成9年ごろに空き家となり、老朽化が進んだため、三原市は6年ほど前から所有者の男性に対し、電話や文書で建物を撤去するよう求めた。さらに三原市では、その後、建物が倒壊し、隣の住宅の壁が壊れる被害が出たことから、去年10月、建築基準法に基づいて男性に1ヵ月以内に建物を撤去するよう命じたが、男性は撤去しなかった。

このため、三原市は所有者に代わって行政が撤去を行う「行政代執行」によって住宅を撤去することを決め、委託を受けた業者が12日、崩れた住宅の瓦や柱などを重機を使って運び出す作業を始めた。

三原市によると、行政代執行で老朽化した住宅を撤去するのは、県内で初めてだという。また、撤去にかかる費用、およそ130万円は全額、所有者の男性に請求されるという。三原市建築指導課の吉田勝則課長は、「今後も、危険な家屋の撤去については行政代執行も辞さないという強い態度で指導を行っていきたい」と話した。 (NHK広島)


三原市空家01
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